2012年05月29日

心象による具象化

目で見るものは、本当は不確かなものなのかもしれない・・・


はじまりは、ビルのデフォルメされた都会の風景・・・

版画作業しているとき、途中の段階で刷りを入れ飾っておくことがあるのですが、この版画もずっと自宅の窓辺に飾っておきました。

ある日、ふと遠くからその版画を眺めていると、都会とは真逆の断崖に立つ樹木の絵が浮かんできました。

もくもくと沸き立つ雲。
風になびく樹木。
どことなく孤独で、でも力強く、希望でもあり、愛と光の見える・・・

私の心象風景??

イメージとは何なのでしょう?
どこから湧いてくるのか・・・

不思議ですが、心の中にぼんやりと見えたのではなく、そのときはっきりとくっきり、この目に! 写真右のようなしっかりとした絵が見えたのです。
だから同じ版から再生させました。


reborn...


あとは本刷りだけ・・・
 

Machako : 2012年05月29日 00:24

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