2007年09月21日
いつのまにか終わってた
今年、娘は高校3年になる。
お受験真っ最中なんだけど、
親子ともに、のんびりマイペースである。
まったく・・・。
と思っていたら、娘がこの春からはじめたピアノ。
某短大の音楽学科を受験するだめだった。
へっ、いくら短大だからといっても、
バイエルもろくに弾けないのに?
音楽学科なんて無謀じゃない?
と笑っていたら、
(高校の音楽教師にもムリと言われたそうだ・・・)
この半年に1曲だけをこなして、
どうやら受かったらしい。
大丈夫なのか、その短大は?
とふと、親らしからぬ思いも・・・。
しかも、願書に「志願」を「志顔」と書いて
危うく出すとこだった、そんな娘だ・・・。
まあ、何はともあれ、ほっとする。
なんだか、受験っていつの間にか終わってたって感じ。
早めに決まって、ちょっとラクし過ぎだよね?私も娘も・・
ここの音楽学科では、個人のレベルに合わせて内容を進めていくらしい。それに、希望する進路を自由に組み合わせできるという「フィールド&ユニット制」という制度を採っていて、なんだか、内容は面白そう。そうそう、5月のバイオリンの発表会ではここの卒業生のお姉さんにピアノ伴奏のお世話になったのでした。
あのトランペットの白石先生もここの教授でした・・・。
興味のある子は、音楽療法なんか学べるし、音楽療法士とかホームヘルパーの資格も取れるらしい。若いうちはいろいろ可能性があってよし!
しかし、入るのはいいけど、
うちのこの場合、茨の道だから、心配かな・・・。
これで、K先生のピアノのレッスンも
音楽理論を含めて、まだまだ続きそう。
とにかく、ちゃんと頑張ってよね♪
でも・・・、ほんとこれでいいのかなぁ・・・。
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2007年08月09日
ヒロシマ ナガサキ
人の記憶はすぐに消え去る。
物事の終結はそのものを風化させる。
あの日から62年。
いま、残り少ない体験者たちが
忘れ去りたいその記憶を
忘れてはならない記憶にしようと
重い口を開いている。
ことしも、暑い夏が来た。
私にとっての夏は、
子どもの頃から聞いてきた、悲惨なヒロシマの体験。
ナガサキの体験。
日本人ではなく日系アメリカ人が問う。
WHITE LIGHTE / BLACK RAIN 「ヒロシマ ナガサキ」
スティーヴン・オカザキ監督
http://www.zaziefilms.com/hiroshimanagasaki/
平和な日本の若者にインタヴューするが、
誰も8月6日を知らない。
記憶は消えかけてる・・・
昨年、Toneで書いた被爆教会の牧師さんが発行された
『あの日・あの時
―被爆教会が語る被爆証言、戦争体験、平和への思い―』
を手にすることができたので、読んでいる。
・・・・・・。
私はこの地に生まれて平和教育というものを受けてきたけど、
知識としての平和と
体験から出てくる叫びともいえる体験者の願いとは
あまりにも違うものだと、いまさらのように思う。
きょうはナガサキのあの日。
体験者にとって忘れたい記憶は、忘れることができない記憶。
でも、その人たちが誰もいなくなったら、
その記憶はどこに・・・。
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2007年08月04日
不審な郵便物?
きのう帰宅すると○○法律事務所というところから、
薄っぺらい封書が配達されていた。
東京の法律事務所・・・
心当たりはなく、
今はやりの、「振り込め○○」の
新手のものなのかなと
恐る恐る開封してみました。
すると、過去に私のお仕事先だった
某出版社の親会社が破産申請をしたらしく
代理人から送られて来た。
「破産手続開始申立て通知書」
というものだった。
マネーライフのたたり・・・皮肉。
どうやら破産申請が7月31日に受理されたらしい。
過去にフリーでここの仕事をしてましたが、
1件だけ未収があります。
やはり・・。
担当の編集者の方が次々変り、
病欠とかおかしいと思ってた。
仕事をしていて、はじめての経験。
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2007年07月28日
プロとアマ
昨日会社を昼から早退して、大山のふもとの某美術館へ行ってきました。突然の決行、ちょっと楽しかったです。
というのも、昨年末六本木ヒルズで開催された福山雅治の展覧会「PHOTO STAGE ~記憶の箱庭~」が『 PHOTO STAGE ~出逢いの記憶~』と題して植田正治写真美術館で開催されることになり、美術館の会員は特別プレご招待があり、1日早く見ることができるのでした(しかもタダで)。
前回、福山雅治本人が来場したというのでマスコミ関係の知り合いに情報聴取すると、なんと本人もメディアインタビューのために来るというではありませんか。もしかしてチラ見できるかもという下心も無きにもあらずで、ついつい行ってしまいました。
高速を飛ばして美術館の前に辿りつくと、なんとファンの女の子たちが大勢建物の前に20人くらい立ってました。ちょっとパラパラとした感じだったので、本人は居ないのねと直感。プレスのスタッフが次々と出てくるので、どうやらインタビューも終わったみたいでした。残念。
ま、ヨコシマな目的は玉砕に終わりましたが、もうひとつの目的は写真。
植田正治の写真はもちろん好きですが、福山雅治の写真も植田調といいますか、好きですね。
私も似たようなアングルや構成で撮ることがあります。(でもできたものは全然違います(_ _; ・・失礼)
他4名の写真家の写真も見ることができ、まあまあ収穫ありといった感じでしょうか。大山も好きですし、リフレッシュいたしました。
福山雅治のインタビュービデオに植田正治が「私はアマチュアだから」とよく言われてたという話のくだりがあるのですが、アマチュアだから制限や枠にとらわれない自由な発想ができるという・・そんな内容でした。
普通「アマ」と「プロ」といえば収入も違いますが、レベルの違いを思い浮かべるものですが、ここで植田正治のいう「アマ」とはプロよりもっとすごいことなんだよと言わんばかりの、創造の基本である発想の自由さが全然違うということを言っている。
はっ、すごいな、その発想は・・とあらためて気づかされました。
「アマチュアの凄み」というのはそんな自由な世界から生まれるものなんだ。なんでも「枠」でくくりたがる狭い発想はとてもつまらない人間になってしまいそうな気がしてきました。
壁を越えたクリエーターの横顔はとっても素敵だと思いました。
やっぱり、植田正治という人はすごい。
Machako : 13:46 | コメント (7) | トラックバック
2007年06月10日
オープン・ガーデン
きのうのは版画のワークショップがあったのだけど、オープン・ガーデンの案内状が来ていて、夫が強く勧めるので、行ってきました。
実はこのオープン・ガーデン今年で3年目。うちの庭をしていただいた造園会社のイングリッシュ・ガーデナーの資格をもったいらっしゃる、ガーデンデザイナーの方の企画で、去年も案内があったのに行けなくて今年は3年目だからきっと素敵なお庭になっていると思いました。
庭を荒らすバロンには悪いけどお留守番をしてもらって、さっそく豊平へ。
もっとも、うちの夫は先日取り付けたETCを使ってみたかっただけのようですが。したがって、わざわざ自動車道にのって1区間走りました。
案内のマップがとても簡単に書いてあって、田舎に入るほど、ランドマークがなく、どうなることかと思いましたが、なんとか無事に別荘地に入ることが出来ました。
なんと、わたしたちが一番乗り。車は少し上の方に停めて、歩いてガーデンオーナー宅に着きました。某造園会社の担当者が入り口にいらして、案内してくださいました。
オープン・ガーデンの間、別荘内と庭にカフェを特設して、コーヒーとクッキーで500円。これはチャリティーにされるそうです。
さっそく別荘の中にも入らせていただきました。気さくなご夫婦で、とてもお話も楽しく、野菜の畑も下の方に借りてらして、たぬきにとうもろこしを食べられた話とか青虫にキャベツをほとんどあげていたという話とか、ほのぼのとした気分になりました。
わたし達はさっそく大きいほうの別荘のデッキでコーヒータイムを楽しませていただきました。巣箱にはシジュウカラもいて、自然ってほんとに気分が和らぐものだと痛感してほんと短いひとときだったけど、リフレッシュできました。
ガーデン・オーナーさまご夫妻、たいへんありがとうございました。
また、楽しみにしています。
Machako : 22:43 | コメント (2) | トラックバック